忍者ブログ

Theブログ☆穴あきおたまでグッドイーブニン

Home > ブログ > > [PR] Home > ブログ > 深夜テレビ探検隊・元原稿シリーズ > オトナの土ドラ「火の粉」【深夜テレビ探検隊・元原稿シリーズ】

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

オトナの土ドラ「火の粉」【深夜テレビ探検隊・元原稿シリーズ】

深夜テレビ探検隊
<「火の粉」>(フジテレビ)
昼ドラを半世紀制作してきた東海テレビの真骨頂、
ドロドロ愛憎劇をはらんだ本格社会派サスペンス!!
 
52年間平日お昼に放送してきた東海テレビのドラマ枠が、土曜深夜の「オトナの土ドラ」として生まれ変わって、その第1弾である。元裁判官の家の隣に、自らが無罪判決を下した男が引っ越してきてから始まる、不吉な騒動を描く。
 
主役のユースケ・サンタマリアはその無罪放免になった武内さん役である。一家連続殺人事件の被疑者として死刑を求刑されていた。もしかしたら武内さんは実は殺しているのでは、という疑念を持ちながら、でも義理の父・勲(伊武雅刀)が下した判決を信じて接する嫁・梶間雪見(優香)の目線で物語は進む。
 
昼ドラの東海テレビの作風は、時間帯の変わった今作でも顕在。武内さんは趣味で、大掛かりな機材で炙りながら“バウムクーヘン”を作るのだが、これがなんとも見た目のインパクトが絶大で、劇中にバウムクーヘンが出てくるだけでも可笑しくなってしまう。これは「新・牡丹と薔薇」等のハードギャグドロドロ劇を制作してきた東海テレビのことだから、絶対狙っているだろう。
 
第1話では、梶間家には感謝してもしきれない武内さんは、義母の介護に疲れる勲の妻・尋恵(朝加真由美) をねぎらい、しまいには家に上がり込んで、介護の手伝いまでし出す。しかしそのラストで、勲の母は食事を喉に詰まらせて死亡。第2話でも、尋恵をいびっていた小姑(大島蓉子)が失踪。ドラ息子・俊郎(大倉孝二)が仕事をクビにされ、色々トラブルになった会社社長も失踪してトラブルが解決。明らかに怪しいが、親切にされた家族は武内さんへの親しみを深めていく。
 
この武内さんの、梶間家への「尽くしてあげたい」という愛は凄まじく、嫁の雪見は、次第に武内さんが犯罪者かも知れないという疑念を超え、家族に尽くし愛されるという立場を奪っている武内さんに対し、嫉妬の思いにかられ始める。更に武内さんのこの愛がいつ憎しみに変わるかわからない。例の一家連続殺人もそういった経緯があることが示唆されている。この構図は東海テレビが昼ドラで得意としてきた、三角関係のドロドロ愛憎劇の構図と見事に重なる。昼ドラファンはもちろん楽しめるが、家に居なくて昼ドラを見てこられなかった方には新鮮な面白さに映るのではないだろうか。
 
 (フジテレビ 49()11:40放送)
鯖世 傘晴
 
掲載作品

拍手[0回]

PR

Comment0 Comment

Comment Form

  • お名前name
  • タイトルtitle
  • メールアドレスmail address
  • URLurl
  • コメントcomment
  • パスワードpassword

PAGE TOP