- 2024/12/04
- Category :
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「穴あきおたまでこんにちは~TV DATAのいけにえ」の 鯖世笠晴のブログらしいブログ
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
そして、本日開始の、昼ドラ「毒姫とわたし」です!!
(東海テレビ公式…
http://tokai-tv.com/dokuhime/)
スタッフはプロデューサー3人と島崎敏樹演出ということで、
「エゴイスト」「娼婦と淑女」路線なのですが
(東海テレビのPを除けば「麗わしき鬼」とかも入りますが)、
今回は本当に泉放送制作としては、
珍しくドロドロではないということで、
更に脚本家も割と新人~若手の方のようなので、
余りどういう作品になるか、想像がつかなかったところがありました。
ただ、キャストは、個人的には超豪華。
東映好きとしては、
「おみやさん」洋子の櫻井淳子に、
子役時代「ロボタック」にもレギュラーだった、黒川芽衣、
タキシード仮面にイブキの「矛盾の男」渋江譲二、
仮面ライダードレイクの加藤和樹、
更に、オーズで変態ドクター真木を演じたばっかりの神尾佑。
神尾佑以外は、みんな過去の東海のメインキャスト経験者ですし。
てか、荻野目慶子・いとうまい子・国広富之までトメで出るし、
これはすごいですがな。
あと、ケータイ刑事銭形雷の早織も。まさかの銭形泪の親友役!
と前情報は、こんな感じでしたが、
実際見たら、かなり出来たコメディでびっくり。
キャッチコピーが「元気の出る昼ドラ」ということですが、
これは確かに元気出るわ~。
脚本もよく出来ていますし、
やはり「麗わしき鬼」で携帯ケーキや、
レズタチ役の嘉門洋子の発狂など、超演出が冴えわたった
島崎敏樹の演出がかなり炸裂。
彼はドロドロがやはり多かったですけど、
今回はドストレートにコメディをやっていますが、
面白いですね。というか、こっちの方が多分向いてます。
てか、むしろ「麗わしき鬼」ってやっぱりコメディだったんだな…。
櫻井演じる主役の小麦と、
神尾・ドクターの坊ちゃま・佑が演じる佐伯は、
元々付き合っていたのですが、
佐伯が高級レストランの席で、一方的に軽く別れを告げて、
それで小麦が食事用のナイフを持ちつつ(こういうのが麗鬼っぽい)
次に来るメニューのブッシュドノエルを鷲掴みにして、
佐伯の顔にグシャ~(こういうのも麗鬼っぽい)。
…ていうのは妄想で、結局何も言い返せない小麦、というのが
冒頭のシーンなのですが(爆)。
でも、佐伯の顔にケーキ&悶絶は実際撮影しているわけですが
…てかこのために神尾佑配役したんじゃないの的な想いが私に去来
…また地味にイジられキャラになるかも
あと、加藤和樹の役(#1は未登場)が、
イケメンアイドル俳優上がりで、
小説家に転身 (※主人公・小麦は弱小出版社の編集者なのさ)、
それで、大手出版社の方の賞で、大賞をとることになっていて、
それで更に売り出す…とかいう話みたいなんですけど、
これいいの?(爆)…おまけに加藤和樹はライダーで共演してたやん…
という訳で、第1話からめちゃめちゃ面白かったので、
みなさんも是非。
さて、後編は、CSの時代劇の話…
時代劇専門チャンネルで、
1972年にフジテレビと東映が土曜20時にやってた
「お祭り銀次捕物帳」が11:00,23:00で放送開始。
あおい輝彦主演で、そこまでは知っていたのですが、
こいつが、太鼓のバチで、殺陣をするというか敵をやっつける、
というトンデモ系時代劇でした。(相手は日本刀なのによぅ)
てか、響鬼紅よりも23年も早い…! でも知らなかった…。
おまけに全体のノリ、というか
テーマ曲が、なんとも70年代独特の朗らかな雰囲気…
今からすると、かなり前衛的な感じです。
1,2話の脚本が佐々木守なんですが、確かにそんな感じの作品。
でも三船プロ「江戸の牙」(1980)みたいに
前衛的でかつかっこいい感じではなく、余りかっこよくはない…。
オープニングの歌詞の
「待ってましたは、若い人~ 待っておくれはお年寄りィ~」
てのがなんとも…。
それと、8:00,20:00の「暴れん坊将軍II」ですが、
この間9/2の放送で、彗星が出てきていて、びっくり!!
(#129「夜空燃ゆ!呪いのほうき星」)
現在テレビ朝日でも10:30に再放送されている、パートIXの
彗星が八王子に堕ちる話(#19「江戸崩壊の危機!すい星激突の恐怖」)が、
何度か再放送されて強烈な印象で記憶に残っていますが、
パートIIでも、彗星が出てきていたとは…。
ただし、こちらは流れ星としての登場(?)なので、
IXと違い、大スペクタクルな話ではないですが、
青白いでかい流れ星の彗星を見て
(これも結構インパクトあり…宇宙のシーンも少し)、
町の人たちが「天変地異だ!!」と言って
屋根から何人もころげ落ちたり(爆)
買占めや、不審火など、平和が乱されるというお話。
で、これは史実にそうあった的な解説があったので、
おそらくIXも元は同じ話なんでしょうな。
IX版は、テレ朝で9/15(木)に放送予定ですが、
こちらは1999年放送ということで、
恐怖の大王や、映画の「アルマゲドン」を意識していると思われます。
映画「アルマゲドン」は何故か中学の時、学校で観たのですが、
アレはくすぶっているアメリカ人たちが、命を賭けて地球を救うという、
言ってしまえば、ベタなサクセスストーリーおよび、
アメリカ的ナショナリズム炸裂な内容で、
感動をいかにも煽るようなつくりでしたが、
「暴れん坊将軍IX」は、
やはり江戸時代のお話なので当然なのかもしれませんが、
吉宗が趣味の望遠鏡で、落下してくる隕石を見つけて、
笹野高史演じる、頭は冴えるがうだつの上がらない天文学者が
隕石の落下場所を必死で計算して(結果、そこが八王子なのですが)
それで真っ先に住人を避難させて、
堕ちたけどセーフ…という、
なんともクレバーで静的な描写が、
ものすごい、先の「アルマゲドン」と対照的(挑戦的!?)で、
好感が持てるストーリーになっていました。
おまけに、騒動を利用して番組定番のお偉いさんが悪事を働いたり、
それを吉宗が成敗したり、というのもありますし、
隕石落下の低予算特撮も超インパクト大
(ちょっと同じ阿部Pの「ダイナマン」のスーパーダイナマイトっぽい)。
良かったら、関東にお住まいの方は見て下さいませ。
(東映公式…
http://tvarc.toei.co.jp/tv/user/program/browse3.asp?Command=Old&StrNum=19&SID=7)