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「仮面ライダーオーズ/OOO」完結に寄せて oo2



それで、物語、作品自体についてですが…
これも個人的にはかなり楽しめました。

チーフの武部プロデューサーは、
春頃の雑誌のインタビューでも
「深いストーリーに入るタイミングを伺っているところ」
という様なことをおっしゃってましたが、

おそらくこれは、
連続的なストーリーで構成した、
武部Pの前作「キバ」が数字的に失敗だったことの反省や、
2話完結のエピソードの積み重ねで構成した、
シリーズの前作の「ダブル」が数字的に成功だったことが
影響しているのかな、と思いました。

それで実際にオーズがとった方法は、
中盤すぎまでは、2話完結が基本で、
各エピソードは、様々な欲望とゲストの人間模様を描きつつ、
メダルの奪い合いや、
コンボの登場といったイベントを多くやりつつ、
キャラクターの関係性や、番組のテーマ…
もっと言うと、終盤に向けての伏線、メタファー蒔きに
徹したというところでしょうか。

ただ後者の蒔きの作業は、その時は、「これは伏線なのかな??」と
気づくものでも、どう結実するかはさっぱりですし、
あくまで物語を深く描くためのメタファーを蒔いてるだけなので、
多少物語にうねりが見えなかった部分もあったかもしれません。

まあそれでも個人的には十分面白かったですが。
仮面ライダー放映1000回記念とか、ネットムービーは極め付ですが、
クスクシエのコスプレや、比奈の怪力っぷり、後藤さんの迷走っぷり、里中のマイペースっぷり、伊達さんの大雑把ぶり、会長や知世子の豪傑っぷり、Dr.真木の変人っぷり、キヨちゃんの遊ばれっぷり、ウヴァのうだつのあがらないっぷり…
などネタキャラもネタシーンも豊富で、
平成ライダーシリーズでも突き抜けてる感があったと思います。
夏の映画にはそのまんまの暴れん坊将軍も出たしね。


まあでも、前述の後藤さんの迷走っぷりや、Dr.真木の変人っぷりは、
物語の中核部分も握っていたわけですが…。

それで、終盤に差しかかるところになって
加速度的に、この蒔いた種が花開いていった、という感じがします。


あと、忘れてはいけないのが、
冬の「MOVIE大戦CORE・ノブナガの欲望」の
特異な立ち位地でしょうか。

結局「オーズ」はTVと、映画3本はそれぞれパラレルでしたが、
「ノブナガ」は番組立ち上げで、メインライターの小林さんが多忙だったため、井上さんが書いた…というか結局オーズはこれだけでしたが…のですが、
その分、キャラや雰囲気がちょっとTVと違う感じで、
違和感のある作品でもあるのですが、
完全に番外編と割り切ると、井上節もあってかなり楽しめますね。

でも、この作品はそれだけでもなくて、
テレビシリーズへの大いなる予告編というかネタ振りの役割も
担っていました。

ここでは、タジャドルコンボ先行登場だけでなく、
バースや、恐竜系のヤミーも先行登場。
恐竜系グリードのギルの存在も示唆。

でも、その後のテレビでは、
バースは映画では最後後藤さんだったのに、
違くて新キャラの伊達さん。
恐竜グリード&ヤミーは4月まで引っ張ったかと思ったら、
真木と映司の体内にメダルが入って、先にプトティラコンボが出る展開…。
と、かなり、フェイントというかカウンターになっているのが、
正に「やられた!」という感じ。

しかし、テレビシリーズも一旦そうなっておきながらも、
6月に後藤バースが劇的に誕生、真木も映司もグリードに…
とすごく時間をかけて予告を達成しました。

パラレルとネタバレを、正に視聴者が楽しめる構造になって
いたのではないかと思います。
「龍騎」もそういうところがありましたが、
「オーズ」は、そこを派手にじゃなく地味にやるところが好き(笑)。

つつぐ…あとはまとめです。

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